芸術の街ウラジオストクでアートを満喫したい方必見!おすすめの美術館3選

芸術の街ウラジオストクでアートを満喫したい方必見!おすすめの美術館3選

ウラジオストクは至る所にアート要素が混在するオシャレな街。そんなウラジオストクの地を訪れる機会があれば、現地で愛されてきた芸術作品を堪能できる美術館に足を運んでみてください。今回は数ある美術館の中でも特におすすめの美術館を3選ご紹介します。

ウラジオストクのおすすめ美術館:①国立沿海州美術館

出典:http://urajio.com/item/0502

旧ソ連時代の法律により、中央美術館から地方美術館に分配された作品の一部が所蔵されるようになったのが国立沿海州美術館です。現在常設されているコレクションは、ロシアや西洋美術に関するものが250点ほど。美術館はすべて見ても1時間程度で回りきれるので、観光中でも気軽に立ち寄れるスポットとして観光客に人気があります。

ほとんどの作品が18・19世紀のもので、中にはシャガールの「マンダリンとブラザーダビデの肖像画」(1914)やカンディンスキーの「即興」(1913)といった世界的に有名な画家によって描かれた作品も含まれています。

日本との繋がり

国立沿海州美術館では日本人作家の手掛けた作品が過去に何度も展示されており、その背景には活発に行われている日本との国際交流が関わっています。逆に、国立沿海州美術館の所蔵品が日本国内の美術館で展示された例もあります。

施設概要

住所:Ulitsa Aleutskaya, 12, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690000

休館日:月曜日

開館時間:10:00~18:00(4月から10月)/11:00~19:00(11月から3月)

入場料:350ルーブル

電話番号:+7 423 241-06-10

ウラジオストクのおすすめ美術館:②現代アートセンター「ザリャー」

出典:http://urajio.com/item/0552

2013年、ソ連の縫製工場の跡地をリニューアルして新たにオープンした現代アートセンター「ザリャー」は、現代アート中心の総合施設。絵画だけでなく、建築やデザイン、さらには映画等、現代ならではの様々な手法を用いた表現物が豊富に展示されています。芸術愛好家たちはもちろんのこと、それ以外の人たちも楽しめる点が今までのアートにはなかった、現代アートだからこその魅力と言えるでしょう。

出典:http://urajio.com/item/0552

施設内には読書ホールやカフェもあり、アートを楽しんだ方の休憩場所や意見交換の場として利用されています。

誰でも楽しめる要素が豊富

「ザリャー」は、現代アートをけん引する芸術家たちを身近に感じられる点でアート好きには非常に魅力的なスポット。しかし、芸術にあまり関心がない方にも満喫して頂ける要素がたくさん詰まっている施設ですので、観光の合間にお邪魔して旅の疲れを癒されてはいかがでしょうか。

施設概要

住所:Prospekt Stoletiya Vladivostoka, 155, Vladivostok

休館日:年中無休

開館時間:月~木曜日 12:00~20:00、金~日曜日 11:00~22:00

入場料:無料

電話番号:+7 423 231-71-00

ウラジオストクのおすすめ美術館:③現代美術画廊「アルカ」

出典:http://urajio.com/item/0553

現代美術画廊「アルカ」は、ロシアでギャラリー業が始まったばかりの1995年に設立されました。画廊には現代的なアート作品の数々が展示され、それに携わる有名アーティストたちが集結。瞬く間にウラジオストクの住民からの人気が高まり、街の中心的な文化へと成長しました。今ではロシアの極東のみならず、東部全体において現代ギャラリーの手本とされる存在です。

日本を含む諸外国との国際交流が盛ん

「アルカ」は、地元画家の作品を介した国際交流に力を入れています。その裏には、世界中で活躍する画家たちとの交流の場をギャラリー内に設けることによってウラジオストクの若手アーティストたちに大きな刺激を受けてもらいたい、という思いがあるのだそうです。1998年からは国内外での展覧会を積極的に主催しており、日本の芸術家たちの作品が「アルカ」に招かれたこともあると言います。

施設概要

住所:Svetlanskaya Ulitsa, 5, Vladivostok

休館日:月曜・日曜

開館時間:11:00~18:00

電話番号:+7 423 241-05-26

まとめ:美術館はウラジオストクの魅力を体感できる場所

ウラジオストク住民を魅了してきた美術館には、その街の魅力や過去に存在した人々の思いが詰まっています。それはもはや芸術愛好家たちだけでなく、全ての人を楽しませてくれる場所へと変わりつつあるので訪問する際には是非足を運んでみてください。

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