ウラジオストクのカニの値段は？お土産を買える場所、祭り(フェスタ)を紹介！

ウラジオストクには多くの名物がありますが、その一つがカニです。「いくらくらいで買えるのか」「どこで買えるのか」などの点が気になる人は多いでしょう。また、ウラジオストクの「カニ祭り」に興味を持っている人もいるかと思います。

この記事ではこれらの疑問や興味にお答えしながら、ウラジオストクのカニについて詳しくまとめていきます。ウラジオストクでカニを食べたい、お土産として買いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ウラジオストクのカニの値段は？

ウラジオストクでカニを買うことを考えるとき、一番気になるのは値段でしょう。ここでは、ウラジオストクで売られているカニの値段の参考例を紹介します。

ウラジオストク中央市場では、横幅20cm程度の毛蟹まるまる一匹が220ルーブル（約500円）で売られているとのことです。日本では確実に数千円はするクオリティであり、非常にお買い得です。

同じく中央市場で、タラバガニの大ぶりの足3本が550ルーブルで売られていたそうです（2015年時点）。日本円で大体1200円程度ですが、大ぶりの足3本で1200円は格安といえます。

後述する空港の海鮮お土産店では、ズワイガニの脚肉1kgが、おおよそ4500円で売られています。空港の値段は高いので、一般の店舗で買った場合は、この金額の7割程度になると考えていいでしょう。

ウラジオストクでカニのお土産を買える場所は主に3カ所です。ここでは、それぞれの場所について紹介していきます。

（ウラジオストクのお土産については下の記事も参考にしていただけたらと思います）

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ウラジオストク各所のスーパーでも、カニのお土産を購入できます。中心部にあるClover House（クローバーハウス）というショッピングモールの地下1FにはFresh25（フレッシュ25）というスーパーがあります。

ここの生鮮コーナーには、サーモン・サバなどの魚と並んで、カニの商品も売られています。

値段の段落でも紹介したとおり、中央市場では非常に安くカニが売られています。ロシアの市場の雰囲気を味わうことと兼ねて、ぜひ回ってみるといいでしょう。

ウラジオストク空港には、リブニ・オストロヴォク（Рыбный островок）という海鮮お土産店があります。ここでも下のような金額でカニが豊富に売られています。

2016年以降のウラジオストクでカニといえば「カニ祭り（カニフェスタ）」も有名です。どのようなお祭りなのか、概要を紹介します。

このカニ祭りはGRAB A CRAB!（グラブ・ア・クラブ）というもので、ウラジオストクだけでなくロシア全土で開催されています。同名のイベントがフィリピンやタイなどのアジア諸国でも開催されており「GRAB A CRAB」で検索すると、これらの国のイベントの写真も多数出てきます。

ロシアでカニ祭りを主催しているのは、アジア料理チェーン店のZUMAです。ZUMAはロンドン・香港・ドバイなど、世界11カ国の都市に店舗を持つ、グローバルな成功を収めているチェーン店です。

WikipediaのZUMAのページに書かれている公式サイトと、カニフェスタの公式サイトに書かれているZUMAのサイトでURLは異なっています。しかし、祭の規模の大きさからいって、おそらくこのWikiに書かれている有名なZUMAが主催者で間違いないと思われます。

ウラジオストクでのカニフェスタは、毎年10月頃開催されています。少なくとも2016年～2019年までは10月に開催されました。

2020年の開催時期は、3月下旬現在まだわかりません。コロナウィルスの影響が長引くと思われるため、今年は中止になる可能性もあります。

ウラジオストク旅行では、ぜひ現地のカニを味わいたいものです。また、お土産としてカニを買うのもいいでしょう。

そして、感染症などの影響で中止にならなければ、10月頃のカニフェスタの時期にウラジオストクに行くのもおすすめです。日本では体験できない、大規模なカニの祭典を楽しむことができるでしょう。