遊園地は国内で行っても楽しい場所ですが、海外では「その国の遊園地はどうなのか」という点で、特に興味を感じることが多いでしょう。そして、ウラジオストクへの旅行でも同じように、現地の遊園地が気になることも多いかと思います。
この記事では、ウラジオストクに存在する遊園地・テーマパークを3つ紹介します。いずれも日本の遊園地とは違うユニークな個性をたくさん持っているため、きっと役立てていただけるでしょう。
カルセリ遊園地
出典:https://tripnote.jp/vladivostok/place-karusel
ウラジオストクの遊園地といえば「カルセリ遊園地一択」といってもいいほど有名です。カルセリ遊園地がどのような場所なのかを解説していきます。
(ちなみに、トリップアドバイザーの情報で「Imagination Amusement Park」という遊園地がウラジオストクにありますが、これはカルセリ遊園地のことです)
アトラクションごとにチケットを買うスタイル
まず基本的な使い方として、アトラクションごとにチケットを買います。ディズニーランドのように「フリーパス」をまとめて買うスタイルではないということです。
壁も窓もベルトもないオープン観覧車がスリリング
出典:https://magazine.his-j.com/archives/29275
カルセリ遊園地の特徴として知られているのが、オープン観覧車です。壁も窓もなく椅子だけで、ベルトすらもありません。
少し怖いかもしれませんが、大人なら大丈夫でしょう。お子さんも怖がるので暴れはしないとは思いますが、元気な子は絶対に暴れないように注意してください。
プールにゴムボートを浮かべて射撃合戦を楽しむ
普通の水を張ったプールにゴムボートを浮かべて、互いに射撃合戦を楽しむなどのアトラクションもあります。日本の遊園地のようにただ乗り物に乗って楽しむのではなく
実物の退役戦闘機の展示もある
ロシア空軍が実際に使っていた戦闘機の展示もあります。特に男性・男の子は興味を持つことが多いでしょう。
ロシア軍が実際に使っていたものの展示といえば、ウラジオストクでは「S56潜水艦博物館」が有名です。この博物館については、下の記事で詳しく解説しています。
https://blog.eurochika.com/vladivostok-submarine/
100円を払って水を絞る「牛の乳搾り人形」がある
これはプラスチックなどの素材でできた牛のオブジェです。そのおっぱい部分を絞ると水が出てくるというアトラクションです。
大人だと「何が楽しいんだ?」となるかもしれませんが、子供なら喜ぶことが多いでしょう。また、大人でも日本とロシアの遊園地の違いを楽しめる点が特に魅力的といえます。
Adventure Park V Gostyakh U Leshego
Adventure Park V Gostyakh U Leshego(アドベンチャー・パーク)は、カルセリのように一般的な遊園地とは違い「体を動かして楽しむ」場所です。このパークの詳しい特徴を解説していきます。
木とロープで出来たアスレチックの公園
アドベンチャー・パークは、日本でもよく見られる木とロープでできたアスレチックが並ぶ公園です。先ほどの写真の女の子が遊んでいるような遊具が豊富に並んでいます。
体力と運動神経で楽しむ。子供・若者・元気な大人向け
日本のアスレチックと同じく、とにかく体力と運動神経によって楽しむものです。特に子供や若者、大人でも元気な方に適しているといえるでしょう。
四十肩・五十肩などの症状を抱えている場合、少々厳しいかもしれません。逆に子供連れで行くにはベストの遊び場の一つといえるでしょう。
お金をかけずに楽しめるが、海外なので負傷に注意
アドベンチャー・パークの料金はWeb上には記されていません。しかし、内容から考えても数百円で入れると想定できます。
理由は、下の記事で紹介している「サファリパーク」でも、大人で400円程度の入園料だからです。
このため、数百円程度でほとんどお金をかけず楽しめると考えていいでしょう。ただ、海外のため負傷したときの病院での手当てなどが非常に厄介になります。
治療を受けるのが難しいだけでなく、費用が高額になる可能性もあります。海外旅行傷害保険に入っていても、実際に保険金を利用するまでの手続きは煩雑ですし、ケガをしないのが一番でしょう。
普通の遊園地と違いアスレチックはケガをしやすいので、この点のみ注意してください。
Roundabout Amusement Park
出典:https://www.tripadvisor.jp/
カルセリ遊園地に隣接するテーマパークで「Roundabout Amusement Park」という場所もあります。どのような場所か簡単に解説します。
海にボートで漕ぎ出せる
Roundabout Amusement Parkは「海にボートで漕ぎ出せる」場所です。ラウンド・ア・ボートという名前のとおりです。
カルセリ遊園地に隣接している
このテーマパークはカルセリ遊園地に隣接しています。そのため、カルセリ遊園地の一部と捉えることもできます。
たとえて言うなら「ディズニーランド・ディズニーシー」のような関係に近いかもしれません。あれらは両方「ディズニーリゾート」ともいえます。
風の強い日はボートが沖に流されることも
ある大手メディアで執筆されているフリーライターさんによるレポートでは、風の強い日にボートが沖に流されていたそうです。結局戻ってこれなかったため、救出用のボートが出動したようです。
日本では考えられないことですが、ウラジオストクではこのようなことも起きるため、特に風の強い日は注意してください。
ウラジオストク観光では、カルセリ遊園地の観覧車を体験しよう!
ウラジオストクへ観光旅行に行く際には、記事内でも紹介したカルセリ遊園地の「オープン観覧車」を体験してみることをおすすめします。ウラジオストクには他の都市では見られない名物が多くありますが、オープン観覧車もその一つといえるでしょう。