ウラジオストクの動物園・おすすめ3選!人気のサファリパークも紹介!

ウラジオストクの動物園・おすすめ3選!人気のサファリパークも紹介!

ウラジオストクの観光スポットには、世界的に知られる動物園もあります。動物園の名前は知らなくても、虎とヤギが仲良しの動物園といえば「聞いたことがある」と思う人もいるかもしれません。

ここでは、その有名なスポットも含め、ウラジオストクの動物園・昆虫館を紹介します。ウラジオストク旅行で回るスポットを考え中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

(ちなみに、猫が好きな人には保護猫カフェの「ヴァリヤニチ」もおすすめです。ヴァリヤニチについては、下の記事で詳しく紹介しています)

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プリモルスキー・サファリパーク

サファリパーク
出典:https://www.afpbb.com/articles/-/3069860

ウラジオストクには、プリモールスキー・サファリパーク」という有名な動物園があります。なぜ有名なのか、どのような動物園なのかを解説していきます。

虎のエサになるはずのヤギが虎と仲良しに

プリモールスキーは「サファリパーク」なので、虎が野生のような生活をしています。食べ物も普通の肉ではなく「生きたヤギ」などの動物が与えられるのです。

当初、有名になったアムール虎にも、エサとしてティムール(雄ヤギ)が与えられました。しかし、このティムールとアムールが仲良しになってしまったのです。

【参考】餌のヤギと友情育むトラ、ロシアで感動呼ぶ

数年後に両者は喧嘩してしまい、ティムールの方は2019年に亡くなってしまいました。しかし、この2頭の交流でプリモールスキー・サファリパークは、今でも世界的に知られています。

【参考】トラと友情育んだヤギ死ぬ 仲たがいで体調悪化 ロシア | AFPPB

サファリパークなので、見学ツアーによって入る

プリモールスキー・サファリパークは、日本のサファリパークと同じように、見学ツアーによって入ります。おおよそ10分~15分の間隔でガイドさんによる案内があり、他の入場者と一緒に移動します。

ツアーは2種類あり、片方のツアーは所要時間50分、もう片方は40分です。

入場料は大人250ルーブル・子供150ルーブル

サファリパークの入場料は、大人で250ルーブル(約400円)、子供150ルーブル(約200円)となっています。日本のサファリパークと比べて激安といえるでしょう。

規模は日本のように大きくありませんが、虎とヤギが友情を育んでいたほど、動物たちがのびのびと過ごしている姿を見ることができます。

また、ワシなどの猛禽類や、シカなどの草食動物については、直接さわったりエサをあげたりすることも可能です。

なお、一つだけ注意点をあげると、観光客の方の口コミによれば、トイレがぼっとん便所ということです。平気な方はいいですが、そうでない方も多いと思われるため、事前にトイレは別の場所で行っておくのがいいでしょう。

サドゴロド動物園

サドゴロド動物園
出典:https://www.tripadvisor.jp/

サファリパークほど有名ではないものの、特に地元のロシア人に人気の動物園として「サドゴロド動物園」があります。この園のアクセスや特徴などを紹介していきます。

サドゴロド駅の目の前にある

サドゴロド動物園は、サドゴロド駅からすぐ近くの場所にあります。しかし、道に迷うリスクもあるため、タクシーを使う方が無難です。

虎・ライオン・狼・熊など57種の動物がいる

サドゴロド動物園には、虎やライオン、オオカミや熊など、大物を中心に57種類の動物が揃っています。そのうち10種はロシアのレッドデータブック(絶滅危惧種)に指定されています。

特に虎は飼育頭数が多く、10頭前後の姿を見ることができます。

追加料金を出せばエサをあげられる

入場料にプラスして追加料金を出せば、エサをあげられるサービスもあります。ノロジカやラクダ、ポニーやラムなど比較的珍しい動物も多くいるため、ぜひ餌やりなどの触れ合いを楽しんでみましょう。

Butterfly House Vostorg(昆虫園)

ちょうちょ園
出典:https://www.tripadvisor.jp/

ウラジオストクの動物園は2カ所だけですが、もう1つ昆虫園に近いもので、Butterfly House Vostorg(バタフライハウス・ボストルグ)があります。どのような昆虫園かを紹介します。

館内でチョウチョが飛び回っている

バタフライ・ハウスは、館内で美しい蝶々が飛び回っています。これだけ聞くとさほど変わった特徴とは思えないかもしれません。

しかし、室内で蝶々が多数飛び交っているような空間は、体験したことがない人が多いでしょう。特に子供は喜ぶはずです。

珍しい・美しい蝶が多数生育

Butterfly Houseにいるチョウチョには、日本では珍しい品種のものが多くあります。日本に近いとはいえ、ウラジオストクと日本では気候も地理条件も大きく異なるため、メジャーな蝶々の品種も異なるのです。

蝶のいる場所で子供が遊べるフリースペース

バタフライ・ハウスは、動物園のようにチョウチョを見て楽しむというよりは「チョウチョがいる場所で子供が遊べるフリースペース」と考えるのがいいでしょう。実際に利用したロシア人観光客の写真などを見ても、子供がお絵かきなどを楽しんでいる様子が伝わります。

ウラジオストクの動物園ならサファリパークがおすすめ!

ウラジオストク観光で動物園を回るなら、やはりプリモールスキー・サファリパークはぜひ見たいものです。今は有名なティムールがいなくなってしまいましたが、日本ではなかなか見られない本場のアムール虎を見られる」のは魅力といえます。

自然に触れること自体もいいリフレッシュになるので、ウラジオストク旅行で動物園を回るときは、ぜひプリモールスキー・サファリパークをチェックしてみてください。

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