日本から2時間半程度で行けることから旅行先として人気が高まっているウラジオストク。
港町として栄えているウラジオストクは、魚介類が美味しいことで有名なため、そのシーフードをお目当てに飛行機に乗り込むかたも多いかと思います。
しかし、食べるだけでなく、鑑賞する海の生物も目当てにしてみませんか？
世界一広い国土を持つロシアの中でも最大の水族館がウラジオストクにはあります。
多くの観光客を集めている大人気のその水族館は、世界一の規模と言われており、館内の全てを回りきるためには最低でも2時間は必要という広さを誇っています。
今回はそんなウラジオストクの水族館について紹介していきます。
ウラジオストクにはロシア最大級の水族館がある！
出典：http://primocean.ru/index.html
ロシア最大の水族館、プリモルスキー水族館（沿海地方博物館）は人気の観光地、ルースキー島にあります。
世界中から観光客が集う人気の有名な水族館ですが、実は2017年に島のリゾート開発のために建てられた、まだ新しい観光スポットです。
水族館の生物は、ロシア領域のアムール河やハンカ湖、バイカル湖、そして日本海に生息するものを中心に集められており、豊富な種類の水中生物たちを見ることができます。
上記の画像は水族館の入り口すぐのエントランスで、巨大な模型のイルカやクジラが飾られており、早くも最大級水族館の迫力を感じることができます。
プリモルスキー水族館は、沿海地方博物館ともいわれ、水辺の生き物たちがただ泳いでいる姿を眺めるだけでなく、地球の成り立ちから太古の生物の進化や絶滅といった、勉強になるコーナーもあります。
太古の生物のジオラマも実際のサイズで展示されているため、迫力満点です。
特に、安倍首相が口に手を入れたことで有名なモササウルスのジオラマは人気ですが、真似して手を入れる人が多く、近づくことができなくなっているため注意が必要です。
この水族館では、ロシアならではの生き物も多数見ることができます。
特にバイカル湖に生息する生き物は固有の種が多く、日本ではなかなか見ることのできないような珍しい魚たちがいます。
人気のバイカルアザラシかなりの頭数が泳いでおり、本場のロシアでしか見られないような光景です。
別途料金がかかりますが、イルカやアシカのショーも行っています。
1日のショーの回数は多くないため、見たい方はスケジュールを確認しておきましょう。
ウラジオストクのおすすめ水族館！
プリモルスキー水族館（沿海地方博物館）
公式HP：http://primocean.ru/index.html
ウラジオストクに行くのなら見逃せない、ロシア最大の水族館。
その広さに見て回るだけでも2時間は必要で、じっくり楽しむのなら1日を要してしまうほどの規模になっています。
前章で紹介したコーナーの他にも、熱帯雨林を模したエリアや、生物を触れる体験コーナー、みんな大好きペンギンエリアもあり、子供から大人まで夢中になれる観光スポットです。
水族館内にはあちこちに様々な生き物の模型が置いてあり、記念写真の機会には困りません。
ウラジオストク市内からバスで約1時間、バス停からは水族館までシャトルバスが運行しています。
距離としては少し遠いですが、行く価値は十分にある水族館です。
大人：1,000ルーブル（約1,700円）
子供（5~14歳）：500ルーブル（約860円）
・イルカショー付き入館料
大人：1,200ルーブル（約2,000円）
子供：600ルーブル（約1,000円）
オケアナリウム
公式HP：なし
ウラジオストクにおいて地元で気軽に行ける水族館として人気なのがこのオケアナリウムです。
日本の水族館と比べると規模は少し小さいですが、十分楽しめるスポットとなっています。
入館料の安さからも、家族連れや観光客から親しまれています。
綺麗な魚のトンネルや、ペンギンなど見どころが満載です。
プリモルスキー水族館の規模には劣りますが、アクセスの良さを加味すると観光でこちらの水族館に行くという方も多いようです。
一律250ルーブル(約430円)
ウラジオストクに行くならぜひ水族館へ！
ロシアで最大級の規模を誇るプリモルスキー水族館と、地域に愛されて気軽に観光できるオケアナリウムについて紹介しました。
どちらもおすすめの水族館ですが、ウラジオストクに旅行に行った際にはプリモルスキー水族館に行くことをおすすめします。
ルースキー島まで足を運ぶ必要がありますが、ルースキー島にはプリモルスキー水族館以外にも様々な観光スポットがあるので、ぜひ一度観光に行ってみてはいかがでしょうか。
