チョコレート好きは訪問必至!ウラジオストクの老舗チョコレート店「プリモルスキー・コンヂーチェル」の魅力

チョコレート好きは訪問必至!ウラジオストクの老舗チョコレート店「プリモルスキー・コンヂーチェル」の魅力

ロシア極東の街ウラジオストクには、100年以上愛される老舗のチョコレート店があります。

その名は「プリモルスキー・コンヂーチェル」。観光地として有名な噴水通りに店を構えています。

今回は「プリモルスキー・コンヂーチェル」がウラジオストクに根付き、愛されるようになった理由をその魅力を通して明らかにしていきます。

魅力①:ウラジオストク住民の信頼を獲得したこだわりのチョコレート原料

1906年にウラジオストクにオープンした老舗のチョコレート店、「プリモルスキー・コンヂーチェル」は極東の地のみならず、ロシア全土で愛される有名なお店。

2017年11月に元々お店のあった場所から700mほど南下した噴水通りに店を移転したことで、さらにアクセス環境が良くなったと話題です。

このお店で作られるお菓子には防腐剤が入っておらず、質の高い素材が使用されているのがポイント。

香料にもチョコレートやバニラ等の天然成分だけを使うこだわり様です。

そんな安心・安全を目指したお菓子作りの姿勢がウラジオストク住民から高く評価され、街一番のチョコレート屋さんへと成長を遂げた「プリモルスキー・コンヂーチェル」。

今では、地元住民だけでなく観光客の間でも人気を集めています。

魅力②:沿海地方ウラジオストクならではのチョコレートフレーバー

「プリモルスキー・コンヂーチェル」のチョコレートはロシア国内のスーパーやオンラインストアでも手軽に入手できますが、ウラジオストクの店舗でしか販売されていないレア商品もあるので現地での購入が一番おすすめ。

店内のチョコレートは1つから購入出来るので、自分用のお土産にもピッタリです。

特に高い人気を誇るのが、昆布味に塩味といった海産物に恵まれているウラジオストクならではの商品。どちらもウラジオストク限定のフレーバーで、2016年に発売されたものです。

出典:http://urajio.com/news/miyage2019

緑のパッケージが昆布、水色のパッケージが塩味です。

以下に各フレーバーの特徴をまとめたので味の詳細が気になる方は参考にしてください。

昆布味

パッケージの色味的にミントやハーブ風味と思われがちですが、れっきとした昆布味です。

昆布そのものが入っているわけではなく、原料に使用されているのは昆布エキス。それにより、香料では出せない昆布本来の自然な香りを感じるチョコレートが生み出されています。

食べた時の海藻感はほとんど感じられないので、昆布自体が苦手な方でも気にせずに食べられるでしょう。

チョコレート部分も海外のお土産によく見られる大味ではなく、カカオを感じる深い味わいに仕上げられていて美味しいです。この点は日本人からも好評だと言います。

後味にほんのりと残る昆布の塩気が甘さ控えめのチョコレートとマッチして生まれる絶妙なアクセントは、一度ハマるとクセになってしまうかもしれません。

日本では非常に珍しいフレーバーなので、ウラジオストク旅行の話のネタとしてもおすすめです。

塩味

塩味のチョコレートに使用されているのは沿海州産の塩。そこからロシアの極東らしさが感じられるので、旅の思い出としてもおすすめの商品です。

塩はふんだんにチョコレートの中に練り込まれており、一口食べただけで確かな風味を感じられます。

甘さと相反する塩のしょっぱさはチョコレートの甘さを際立たせてくれるので、「プリモルスキー・コンヂーチェル」の甘さ控えめのチョコレートの美味しさがより引き出されるとして非常に人気です。

 

魅力③:ウラジオストク土産にも適したオシャレなチョコレート包装

オシャレなパッケージの商品をお求めの方におすすめの「鳥のミルク」

出典:https://www.love-super.net/reviews/detail.php?id=G00000793&rid=514

先ほどの昆布味と塩味のチョコレートに次いで、「プリモルスキー・コンヂーチェル」の商品の中で人気のあるのが「鳥のミルク」と呼ばれるチョコレート。

オシャレな鳥のイラストが描かれた金色の素敵なパッケージの中にバニラ、クレームブリュレ、カプチーノといった全3フレーバーのマシュマロをチョコレートでコーティングしたお菓子が詰まっています。

見栄えが良く、高見えするとしてウラジオストク土産用に人気の高い商品ですが、実際はひと箱およそ540円とお手頃価格なのも嬉しいです。

「鳥のミルク」と呼ばれる理由

沿海地方のお菓子に「鳥」という名前が付いている場合、原料に寒天が使用されていることを意味します。

「鳥のミルク」はマシュマロの原料に寒天を使用。

これらは生もので賞味期限がおよそ2週間と短めなので、お土産にするのであれば帰路に入るギリギリ手前の時点で購入するのがおすすめです。

まとめ:ウラジオストク土産には魅力多き「プリモルスキー・コンヂーチェル」のチョコレートを

魅力的な要素いっぱいの「プリモルスキー・コンヂーチェル」のチョコレートは、もはや地元だけで人気のお菓子ではありません。

上品で誰からも愛されるカカオ香る味わいは多くの日本人に好まれているので、大切な人へのお土産にもピッタリでしょう。

ウラジオストクでの旅行土産に迷った時には噴水通りに足を運び、こだわりを凝らされた美味しいチョコレートの中から気に入ったものを持ち帰ってみてください。

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