ウラジオストクのベストシーズンはいつ?観光に適した時期をご紹介

ウラジオストクのベストシーズンはいつ?観光に適した時期をご紹介

観光のベストシーズンと言えば夏ですが、ウラジオストクでは夏場が最も降水量の多い時期になります。

対して冬場は降水量が年間で最も少ない時期となりますが、気温がマイナスになることもしばしば。

では、ウラジオストク観光のベストシーズンはいつになるのでしょうか。

気温や降水量の面からウラジオストク観光のベストシーズンを割り出してみましょう。

 

気温から見るウラジオストクのベストシーズン

 

まずはウラジオストクの年間の気温からベストシーズンを見てみましょう。

年間で最も気温が上がるのが 7月から 8月にかけてで、年明けの 1月から 2月が年間で最も気温の低い時期になります。

昼夜問わず氷点下の冬場

ウラジオストクの 1月から 2月は年間で最も気温が下がる時期で、昼夜問わずマイナスの気温となります。

中にはマイナス30度を下回ることもある厳寒期で、凍てつく寒さで日本海も凍りの世界に。

凍った日本海は上を歩けるようになるので、この時期にしか出会えない景色もあります。

ときに30度を超えることもある夏場

マイナスの気温となる冬場ですが、夏場は逆に30度を超える気温となる日も。

気温で判断すると最も観光に適したベストシーズンは夏となります。

年間を通して気温の差が激しいウラジオストクの気温です。

半年くらいの期間が冬場の気温となるのに対し夏場はとても短く、「7月はまだ夏ではない。8月はもう夏ではない」という言葉にも夏の短さが表れています。

まだ肌寒い日が続く春先

4月に入ると暖かくなってきた実感も出てきますがまだまだ肌寒く、 5月に入ってようやく春らしさを感じられてきます。

日本より 1か月くらい遅れて春が訪れる印象ですが、5月でも気温が一桁の日もあって肌寒い春先と言えるでしょう。

5月中頃から 6月になってようやく気温が 2桁の日が増えてくるので、5月でも暖かい服装が必要となります。

歩くと体が温まってくるので、歩いての観光を楽しむ場合は 6月頃がベストシーズンです。

 

降水量から見るウラジオストクのベストシーズン

続いては降水量からウラジオストクのベストシーズンを見ていきましょう。

 

ウラジオストクの年間平均降水量

平均降水量
1 月  10mm
2 月  10mm
3 月  20mm
4 月  40mm
5 月  60mm
6 月  90mm
7 月  100mm
8 月  140mm
9 月  120mm
10 月  50mm
11 月  30mm
12 月  10mm

ウラジオストクの気候は

ウラジオストクの気候は亜寒帯冬季少雨気候で、冬場に雨の少ないのが特徴の気候です。

平均降水量を見ると、11月に30mm、12月から 2月まで10mm、3月が20mmと冬場の降水量が低くなっています。

気温は高いが降水量が最も多い夏

気温が最も高くなる7月から 8月が100mmから140mmと、年間で最も雨の多い月になっています。

気温で判断するなら 7月から 8月にかけてが観光によいシーズンとなりますが、雨の日も多いため注意が必要。

降水量だけで判断するなら冬の期間がよい観光シーズンとなります。

しかし、ウラジオストクの冬場は気温がマイナスとなる上に風が強い日も多く、体感温度も気温以上に低くなるので観光に適しているとは言えません。

気温が低めだが降水量の多くない春先

ウラジオストクの春先である 4月中頃から 5月は、最低気温がマイナスではなくなる辺りです。

夜間はまだ寒いですが、日中の気温も上がりだし降水量もそれほど多くありません。

降水量(降雪量)の少ない冬

亜寒帯冬季少雨気候のウラジオストクは年間で比較してみると、冬場の降水量が少ない気候。

気温が高くあるけど降水量の多い夏場に対し、降水量は少ないけど気温が低い冬場と、それぞれの時期に一長一短があります。

 

総合的に判断!ウラジオストクのベストシーズン

気温は高いけど降水量が多い夏と、気温は低いけど降水量が少ない冬というウラジオストクにおいて、総合的に見たならば観光のベストシーズンは春先や10月辺りとなります。

春先も10月もやや肌寒い時期ではありますが、歩くことの多い観光では体はすぐに温まってきますし、雨に降られたのではせっかくの観光や撮影が台無しになることも。

ただし、日本で見ることのできない凍った日本海や突き抜けるような青空のウラジオストクなど、その季節にしか見れない景色もありますので、「行きたい!」と思ったときが自分にとってのベストシーズンになります。

続いては季節別の注意点について見てみましょう。

夏場は過ごしやすいが雨が多い

気温が高い夏場は観光しやすい時期ではありますが、ウラジオストクの夏場は30度を超える日もあり、日本と大差ないことも。

気温が高い方が活動はしやすくなりますが、雨に降られることもしばしば。

昼間は30度を超えたとしても朝晩はグッと気温が下がりやすいので、夏場であっても服装に注意が必要です。

冬場は気温が低く風も強い

風速が 1m上がると体感温度は 1度下がると言われています。

そのため、風の強い日が多いウラジオストクの冬場は気温以上に体感温度が低く感じられやすくなるうえ、雪が吹雪となって降り注ぐこともあるので、しっかりとした防寒対策が必要に。

服装も夏場より多く必要となるため荷物の重量も重くなりがちなので、飛行機の荷物重量制限にひっかからないよう注意も必要になってきます。

それほど降水量の多くない春先

降水量が夏場に比べて多くなく、気温も冬場ほど低くない 3月から 5月にかけての春先ですが、降雪が解けることで道路が水浸しになっていることも。

観光で街中を歩く際は足元と、周りの交通による水はねにも注意が必要です。

 

ウラジオストクのベストシーズンを知って最適な観光

ウラジオストクは亜寒帯冬季少雨気候に属し、年間を通して夏場が最も降水量が多い時期です。

対して気温が下がる冬場の降水量はそれほど多くありませんが、風が強い日が多くなります。

それぞれの時期には一長一短がありますが、時期ごとの特長を知って自分にとって最適の観光時期をつかんでください。

 

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